なんつーか、色々ショックで色々腹を括った日

2024年の始まりというめでたい日に令和6年能登半島地震。控え目に命の危険を感じた。ここまで実家が揺れた経験は少なくとも私にはなかった。

まぁ今回は別に地震について語りたいわけではないのだ。ただ、ブログという媒体を通して吐き出したい。

私の実家のすぐ近くには祖母が住んでいる。15年前に祖父が他界したため、今は一人の息子と住んでいる。ただ、日中は一人でいることが多く、コロナ以降人に会う機会が極端に減少したためか(私が実家を離れたことも多少あるかもしれないが)認知症気味になっている。日常生活にはそこまで支障はないものの、やはり同じ話を繰り返したり、言ったことをすぐ忘れてしまう。

だから私が地元を離れ東京で働くと会うたびに言っているのだが、そのたびに驚き、深く悲しい顔を見せるのだ。私は別に悲しませるために言っているわけではないのだ。ただ、事実を伏せたってどうにもならないし、自分の人生なのだから、自分で選ばせてくれと思う。少なくとも私が上京することに賛成はしていないと思う。露骨に否定的というわけでもないが、やっぱり雰囲気は否が応でも感じ取ってしまう。そのたびに私は悲しくなるし、疲れるし、傷つく。

繊細な性格であるのは重々承知している。巷でいうHSPなのだろうが、病名にもなっていないので大っぴらに自分がHSPと言うつもりはない。というか、堂々と人前でHSPと公言できる人は多分HSPじゃないと思う。

 

話が逸れるが、地元でなくても県内で働けばいいと言われている。しかし、私はもう戻らないし、戻る気もない。元々めちゃくちゃ働きたいという人間ではないが、この地元で働く気はもっとない。正直、今後お盆や年末年始に帰りたいとも思わなくなってしまった。こちらも色々傷つくし、自分自身を消耗してしまうだけだと思う。

世間一般では結構珍しいタイプなのかもしれない。帰省しないという人。でも、自分を第一に考えて生きるとなるとこれが一番いい気がする。こんなことまだ誰にも言っていないけど。

来年の今頃はまた状況も環境も変わっていると思うからまた心変わりはあるかもしれない。それでも今の自分はこんな心境なのだ。

正直、ショックだった。言葉自体に棘はないものの、自分の考えを否定されたからだ。嫌いというわけではないのに、辛いね。でも、仕方ない。会うともっと辛いから。

ある意味東京で働く、生活するという決心が少しできた。腹を括った。自分を押し殺せば地元でも就職は出来たと思う。自分を押し殺せば。でももう限界。凝り固まった概念に身を染めるのはもう嫌だ。遠くに行って、自分自身を見つけ、確立させたい。

ただそれだけ。それだけが私の願いでもあり、今年一年の目標。