投資初心者(約1年6か月)が色々やってみて資産を増やしてみようと試みた結果


昨年投資ブームに乗っかってスタートさせてみた株式投資と積み立てNISA。

取引履歴を見ると2022年3月29日に初めて買い付けをしていたらしいのでこれでざっと1年半ほど続けてきたわけである。

ちなみに最初に買ったのはなんと楽天の株だった。当時は一株980円。今は大体550円ほどらしい。ちなみに716円で損切りしている。結果的にはいい判断だったのかもしれない。

そして現時点ではこんな運用成績。

含み益を資産計上するのはバブル期の企業みたいだが、一応それを含めてみるとちょうど10万円ほどのプラスになっているらしい。

今年の頭まで含み損が20万円近くあった記憶があるのだが、ここ数か月での日経平均の上昇や底値で拾えた株の上昇を重なって何とかプラスという体裁を保っている。

今後どうすべきなのかは初心者の私にはよく分からないが、とりあえず一つの個別銘柄には傾倒せずに、100株ずつ買っていくスタイルを貫いていこうかと思う。一度に大量に買って胃が痛くなる思いをしたこともあったので、ハイリターンというよりは堅実に投資をしていきたい。

私のスタイル的には上昇中の株を拾うことはあまりない。大体3~5年くらいの期間のレンジ幅を確認し、下限近くで買うという方針を取っている。

デイトレードスイングトレード向けではないと思われるが、とりあえずある程度の底値で拾えたということが精神的にも多少楽になる。そこで利回りが高い株だったり、配当がある株ならなお良い。

投資をスタートさせて半年ほどは高値掴みをしたり、落ちるナイフを掴んで失敗したりということもあったが、この手法に切り替えてからは目立った失敗もなく(成功も少ないが)堅実な投資ができている。数年で慣れるものでもないと思うので、相場観を養いながら今のスタイルで資産形成をしていきたい。

そして課題としては、やはりホールドする力と勇気。現物での取引しかしたことがないので永久にホールドすればよいという人もいるが、やはり含み損が増えていく恐怖はいつまでたっても慣れない。形として残るものを何一つ買っていないのに資産が減っていくという経験は投資をして初めて得た経験だった。

その恐怖に耐えて、耐えて、耐えて花開くことを願う。これが投資の基本なのだろうが、やはり目先の利益には目がくらんでしまう。数円でも上がったら即利確。含み損が無くなった!同値撤退。

持ち続けていたら・・・という株は計り知れない。過去の取引履歴をサーっと見て、当時の購入価額と現在の値段を色々比較してみたが、マイナスになっていた株も含めても売らなければ今の倍は増えているように思える。

私にはまだ明確な保有目的が出来ていないんだろうなぁと痛感。この値段になったら利確!とか撤退!とか全く考えていない。この株は短期、長期とかも正直曖昧だ。

四季報でも決算書でも見て、自分でこの株は上がる!と確信を持てる株に出会いたい。というか、自分で発見しなければいけない。

明確に保有しようと思っている株なんてダイキョーニシカワ(4246)くらいだ。400円台で拾えたのは今考えるとラッキーだったんだなぁと。

話が逸れましたが、今のところ損はしていないよということだけ。

しかし、投資に費やした時間は結構大きい。10万円はそれに見合ったリターンではあるのか…?と思いつつ、長期的な目線で見ればこの時間も悪いものではなかったと思えるように頑張りたい。